どうも、カニです🦀
みなさんは家のドアを開ける鍵も閉める鍵も同じ鍵を使いますよね。当たり前すぎて何を言っているのかと思われるかもしれませんが、ITの世界では開ける鍵と閉めるが別々であることが結構あります。
例えば閉める鍵が【12345】である場合は開ける鍵は
【V3Tw5aPE/uR+dVGRz+hJiqzdlv9DhGFoMK4NIiKcFkdhNBHjpYfL2GcU9lmjHiihkQVoa3ctXEe4GDr9Ct5hpQ==】
となります。
まるで意味が分からないですね
これは共通鍵と秘密鍵というもので、セキュリティを学ぶと必ず出てくる言葉です。これらを使ったやり取りを公開鍵暗号方式と呼びます。言葉だけでも脳が拒否を起こしそうになり、更に想像が付きにくいものを理解するのは難しいものです。
ということでこれを分かりやすく解説したサイトがこちらになります。
この内容を読んで理解できた場合は私のページを読まなくて良いです🦀
ただそれでもわからない人はたくさんいると思いますので、わかりやすく試せるようにデモを作りました。
鍵Aで閉めたものは鍵Bで開けることが出来る、という概要だけを覚えて実際に試してみましょう。
実践!公開鍵暗号方式
公開鍵:
暗号化されたテキスト:
使い方
使い方としてはまず①に鍵として使いたい言葉を入力します。特に拘りがなければ【12345】のままで構いませんし、好きに変えても構いません。そして鍵を生成ボタンを押すと右側に謎の文字が出てきます。これが秘密鍵の対になる公開鍵というものです。
次に暗号化したい言葉を②に入力します。秘密鍵を12345で暗号化したい言葉を【ikageso】と入力した場合は、右下に【M18OwbbPcfVC69o5WdMvW1GAIRr/JBpSGyJ2na1HNUxYDjWkkdCZa1RC4DPIH8l7QtkrnLxVVSEWChkcBlKiow==?CTJ/RDpE/IpFOoC2bpPiri01qBPvQMSdNx0V8oQtY6M=】
という謎の文字が出ます(入力した文字によって異なります)
これが暗号化されたテキストです。
この暗号化した文字を元に戻すためには③に暗号化されたテキストを入力します。すぐ下のボタンでコピーが出来るので、その後復号ボタンを押しましょう。
そうするとあら不思議、【ikageso】という文字が出てきます。
ちなみに①に入力した秘密鍵が正しくないとこれを元に戻すことが出来ず〈undefine〉という文字が出てきてしまします。
まとめ
現実にはこのような開ける鍵と閉める鍵が異なることはありませんが、インターネットの世界ではこのようにして私たちの情報が守られています。実際は色々違う部分もありますが、詳しいことはもっと専門的なサイトにお任せします。
ちなみにタイトルで伝えたパスワードの【12345】は世界で一番使われている危険なパスワードです。
個人情報を登録していないサイトを除いて絶対に使わないようにしましょう
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